ゴーン被告の保釈金没収後はどうなる?総額15億円は歴代でも上位!

ゴーン、保釈金

 

2019年12月31日に日産自動車のカルロス・ゴーン元会長が

保釈中の身で海外渡航を禁止されているにも関わらず、

日本からレバノンへ逃亡していたということがわかりました。

ゴーン被告は2度に渡る保釈請求において15億円もの大金を収めていましたが、

あっさりと海外へ逃亡してしまいました。

東京地裁はこの15億円という保釈金を没収する決定を下しましたので、

この高額な保釈金はどのように使われるのか、

また、ゴーン被告にとって15億円は安い金額だったのかなど調べて行きたいと思います。

 

 

カルロス・ゴーン被告がレバノンへ逃亡!

2020年の年明けはカルロス・ゴーン被告の逃亡劇で幕開けとなりました。

億万長者で日産自動車の元会長で、金融商品取引法違反などの罪で起訴され保釈中だったゴーン被告(65)は、

今年4月にも開かれる初公判に向けて、数カ月かけて準備を進めていた。少なくとも、日本当局はそうだと信じ込んでいた。

ゴーン被告は昨年3月、保釈保証金10億円を納付し、逮捕から108目に一度保釈されたものの、昨年4月に新たに会社法違反(特別背任)の疑いで再逮捕され、再び勾留された。そして同月下旬、保釈保証金5億円を納付し保釈された。

保釈の条件には、ゴーン被告の住宅の入り口を、カメラで24時間監視することが含まれる。また、使用できるパソコンは弁護士事務所の1台に限定され、携帯電話も1機に制限されるなど、通信面で厳しい制限も課された。海外への渡航も禁止されていた。

そうした中で中東レバノンへ逃れたしたゴーン被告は、日本に赤恥をかかせ、自分の弁護団を困惑させることとなった。昨年の大晦日に発表した声明でゴーン被告は、正義から逃げたのではなく「不公平と政治的迫害から逃げた」と説明した。

被告の主任弁護人を務める弘中惇一郎弁護士は31日、レバノン渡航の知らせを受けて間もなく、「報道されている以上のことは知らず、寝耳に水という状況でとてもびっくりしている。今後、情報が入れば裁判所に提供していきたい」と記者団に述べた。

そもそもゴーン被告はどうやって日本から脱出したのか。これが差し迫った疑問だ。

出典:BBC NEWS JAPAN

 

ゴーン被告の逃亡劇は4月の初公判に向けて準備を進めていると思われていたタイミングで急に起きました。

自宅から地方空港へ行き、プライベートジェットを利用してイスタンブール経由でレバノンに逃亡しました。

ゴーン被告は日本の司法制度について基本的な人権を無視していると批判し、

その対応に耐えられなかったことから逃亡したと述べています。

それが「不公平と政治的迫害から逃げた」と説明した理由になります。

 

 

ゴーン被告の支払った保釈金はどうなる?

ゴーン被告は昨年3月、保釈保証金10億円を納付し、逮捕から108目に一度保釈されたものの、昨年4月に新たに会社法違反(特別背任)の疑いで再逮捕され、再び勾留された。そして同月下旬、保釈保証金5億円を納付し保釈された。

出典:BBC NEWS JAPAN

ゴーン被告は2019年3月に保釈金10億円を支払い、

再逮捕された後に再び保釈金5億円と合計15億円もの保釈金を収めていました。

この15億円という金額は日本歴代でも上位に入る金額のようです。

過去最高額は20億円で、牛肉偽装事件の浅田満・元食肉販売会社会長と言われています。

 

 

そもそも保釈金って何?

この高額な保釈金は東京地裁に没収されることになりましたが

そもそも保釈金とはどのようなものでしょうか。

 

保釈金とは保釈保証金のことで、保釈を受けるために収める一時的な保証金のことです。

保釈とは保証金などを収めた代わりに被告人の身柄を解放することですので、

逮捕された後に一度身代わりとしてお金を納めて、自由の身になった状態で裁判の準備を進めていくということです。

保釈保証金の狙いとしては今回の逃亡のような保釈条件違反時に没収することで経済的な苦痛を与えることになります。

そのため、ゴーン被告にとっては逃亡して15億円無くなっても経済的に痛くなければ

保釈保証金としては十分な役割を果たしてなかったといえます。

また、保釈金は有罪判決になっても全額が本人の手元に戻ります。

 

つまり、保釈に必要で条件に違反しなければ手元に戻ってくるお金です。

 

 

保釈金の使い道はどうなる?

東京地裁は7日までに、ゴーン被告が納付した保釈保証金15億円を没取する決定をした。

昨年12月31日付。15億円は国庫に入る。

没取金額はイトマン事件の許永中・元不動産管理会社代表の6億円を大きく上回り、過去最高額とみられる。

出典:スポニチ

15億円の保釈金は国庫に雑収入として入ることになります。

明確な使い道が決まった状態で没収されるわけではなく、

国庫に入るということで税金と同じく国策などに必要な予算として組み込まれて使われていくことでしょう。

もしくは、ゴーン被告の受け渡し交渉などにかかる諸経費に当てられていくのかもしれません。

 

過去にもイトマン事件で許永中氏が保釈中に韓国へ逃亡したことがありました。

その際には6億円という保釈金が没収されています。

15億円はその2.5倍の金額で、過去最高額になりました。

保釈金15億円は安かったのかどうか。

ゴーン被告は保釈金15億円をあっさりと捨てて、レバノンへ逃亡しました。

さらに逃亡劇には追加で22億円ほどがかかったのではないかと言われており、

合計37億円を使って解放されることを望んだということです。

それほどゴーン被告にとってこの金額は安いものだったのでしょうか。

 

そんなゴーン被告のおよその役員報酬がこちらです。

ゴーン容疑者の17年度の役員報酬は日産が7億3500万円。

ルノーの役員報酬は740万ユーロ(9億5290万円)、三菱自動車2億2700万円で、3社合計で19億円超です。

東京地検特捜部の逮捕容疑は、11~15年3月期、日産における報酬額が計99億9800万円だったのに計49億8700万円と有価証券報告書に虚偽記載したという内容です。

出典:yahoo!ニュース

2017年度の役員報酬はなんと合計で19億円!

そもそもゴーン被告の逮捕容疑は役員報酬額を少額に虚偽報告したことでしたが

11〜15年で約100億円の報酬額があったとのこと。

税金を支払ったとしてもかなりの額が手元に残っていることがわかります。

さらにはゴーン被告の総資産は2000億円とも言われています。

そう考えると15億円という保釈金はゴーン被告にとって経済的な苦痛となる金額ではなかったと思われます・・・


 

まとめ

以上、ゴーン被告の保釈金は

  • 国の雑収入として扱われる。
  • 使用用途は未確定。

ゴーン被告の保釈金15億円は安かったのか

  • 総資産と比較して安かった。
  • 15億円を捨てるほど日本の司法制度が苦痛だった。

 

ゴーン被告は綿密な計画を立てて、膨大な金額の保証金さえ支払えば

国の法律からも逃れられるということを世界に見せつけることになりました。

今後、事件がどのように収束していくのか、

日本とレバノンとでどのようなやりとりがなされるのかに注目していきましょう。

 

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